こちらはこれだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)を受講し、勉強した内容をまとめたものになります。

EC2とはなにか

EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)とは、AWSが提供する仮想サーバー構築サービスのことです。

サービスを利用した時間に応じて料金を課す従量課金のため、数分単位で利用可能です。
起動・ノード追加・削除・マシンスペック変更が数分で行えます。
ほとんどのOSをサポートしており、OSより上のレイヤーを自由に利用できます。
独自のAmazonn Machine Image(AMI)にOSを設定し保存して再利用可能です。
利用する単位はインスタンスと言われ、任意のAZ(アベイラビリティーゾーン)にインスタンスを立ち上げます。
VPC(仮想ネットワーク)内に設定されます。

AMIイメージ

AMIイメージとはOSやアプリケーションサーバー、アプリケーションなどを含む起動テンプレートのことです。

AMIはAmazonn Machine Imageの略です。
インスタンス(EC2サーバー)を起動するときはAMIを指定する必要があります。

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/ec2-instances-and-amis.html

サードパーティが作成したものや自作のものも利用できます。

インスタンスタイプ

CPUやメモリ、ストレージ、ネットワークキャパシティなどのサーバーリソースの選択

以下の記述方式になります。

  • t2.nano
  • ファミリー/世代.インスタンスの容量

リザーブドインスタンス

リザーブドインスタンスとは、長期契約の場合に料金が安くなる仕組みのことです。
通常の課金方法はオンデマンドインスタンスと言われます。

スタンダードとコンバーティブルの2つのプランが存在します。
コンバーティブルは柔軟に変更出来ますが、スタンダードと比べると割引率は低くなります。

https://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/reserved-instances/

スポットインスタンス

予備のコンピューティング容量をオンデマンドインスタンスに比べて値引き利用できます。
それと引き換えに、キャパシティーの回収が要求されたときはスポットインスタンスが終了してしまいます。
https://aws.amazon.com/jp/ec2/spot/

Saving Plans

1から3年の期間で特定の量の処理能力を守ることでコスト削減する事ができます。
EC2、Fargete、Lambdaに適用することが可能です。
https://aws.amazon.com/jp/savingsplans/

キャパシティーの予約

特定のアベイラビリティーゾーンのEC2インスタンスに対して任意の期間キャパシティーを予約できます。。
1年や3年などのコミットメントは不要で、割引は特に適用されません。

物理的に対応可能なインスタンス

ハードウェア専有のインスタンス

専有ハードウェアのVPCで実行されるEC2インスタンスです。
実行されるホストハードウェアのレベルで、他のAWSアカウントに属するインスタンスから物理的に分離されます。
同じAWSアカウントのインスタンスとはハードウェアを共有する可能性があります。
→自社のセキュリティー・ポリシーで他社と共有が不可の場合などに使用されます。
https://aws.amazon.com/jp/savingsplans/

Dedicated Host

アカウント単体レベルでハードウェアを専有します。
ハードウェア専有インスタンスとの違いはいかにまとまっています。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/dedicated-hosts-overview.html#dedicated-hosts-dedicated-instances

Bare Metal

クラウド上で物理的なサーバーの操作ができるシステムのことです。
サーバーのプロセッサーとメモリに直接アクセス可能です。

ストレージ

EC2で直接利用するストレージは不可分なインスタンスストアと自分で設定するEBSの2つあります。

インスタンスストア

ホスト内のディスク物理ストレージのことです。
EC2の停止と終了でクリアされます。

EBS

EC2にアタッチされるブロックレベルのストレージサービスのことです。
EC2とはネットワークで繋がっています。
99.999%の可用性を実現しています。
サイズは1GBから16TBになります。

AZ内で複数のハードウェア内にレプリケートされているため、ユーザー側で冗長化は不要です。

セキュリティグループによる通信制御の対象外になります。

データは永続的に保存され、EC2が削除されても保存できます。
Snapshotを利用して削除することが普通です。

同じAZ内でしかアクセスできません。
複数のインスタンスで共有は基本できませんが、同じAZ内で別のインスタンスに付け替えることは出来ます。
https://aws.amazon.com/jp/ebs/?ebs-whats-new.sort-by=item.additionalFields.postDateTime&ebs-whats-new.sort-order=desc

Snapshot

EBSはスナップショットでバックアップ可能です。
バックアップしたSnapshotは別のAZでも使用できます。
AWSで所有しているSnapshotはS3に保存されます。
圧縮されて保存され、圧縮後の容量によって課金が決定されます。
snapshotは増分バックアップです。

リージョン間をまたいで利用可能です。

スナップショットの作成、保持、削除(ライフサイクル)を自動化できるDLMも使用されます。

AMIではスナップショットも含めてバックアップされます。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/EBSSnapshots.html

EBSのボリュームタイプ

HHDよりもSSDのほうがアクセスが高速になります。
高速処理が必要な場合はプロビジョンドIOPSを使用します。

セキュリティーグループ

インスタンスへのアクセス可否を設定します。
HTTPアクセスやSSHアクセスなどの許可が設定できます。

Elastic IP

AWSで固定のIPアドレスを利用したい場合に使用します。
動的にIPアドレスが変更されないようにします。

参考文献

これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)