2020-08-29T00:00+09:00
- 目次
- 1.交換留学へのきっかけと理由
- 2.交換留学のために越える必要だった課題
- 3.三つの交換留学の課題を攻略するための僕の方法
交換留学に必要だった事を過程を振り返る
1.交換留学へのきっかけと目指した理由
これから留学を考えている人、留学をしてみたいとなんとなく思っている人、海外に興味がある人にとってはとても参考になる記事になるかと思います。
大学生だったり学生の特権だと思うので、是非体験から教訓を得てください。
僕の交換留学のきっかけは大学の英語に関するオープン授業でした。そのため高学年の人もいて、僕は当時1年生で法学部の5年生くらいの人から留学の話を聞きました。
「留学センター行ってみたら?」
この言葉がきっかけで物語が幕を開けます。僕は早稲田大学に所属していたのでそういった場所があって幸運だったのですが、この記事がそのセンターの役割のようになれば幸いです。
そこで知った交換留学。僕は案内を聞いて秒でこれだと思いました。
- ■交換留学に決めた理由(メリット)
- ・単位を現地で取得できるので4年で卒業できる
- ・学費は早稲田のものでよかったので実質追加は0円
- ・語学でなく現地の学生と学べる
つまり僕の中で「お金」という経済的側面が大部分のネックだったので、もうこの手段しか海外で長期で勉強するには残されていませんでした。
友人が両親からお金をもらって留学をしていたのをみてはとても嫉妬して下らないことをしていました。ただ、その厳しい過程にも旨味はやはりありそれはまた別記事で紹介します。
2.交換留学のために越える必要だった課題
そんな交換留学ですが、旨味だけだと思いますか?
そんなことはなく、かなり厳しい試練が具体的に計画を立てるごとに浮かび上がってきました。交換留学を希望する方は是非事前に知っておいてください。
主に壁としては二つに分類されます。
1.経済的側面
2.学業的側面
それではそれぞれ見ていきます。
1.経済的側面
メリットの部分で4年で卒業できたり、学費が追加でないとお伝えしましたが足りない部分があります。それは食事や住居などの生活費になります。
国によりますが、特に英語圏の海外は日本より相場は高い傾向にあるので大体ですが自身で約100万くらいは最低でも貯めないといけないという計算を当時はしました。
2.学業的側面
交換留学の要件として、ここが最も大きなハードルになります。実際に何が必要なのでしょうか、目指す学校によって求められるものが異なりますが僕の例をお伝えします。
■交換留学に必要な要件
1.英語のスコア証明(TOEFL, IELTS)
2.大学の成績(GPA)
これらになります。イギリスだとIELTSが多いイメージで、オーストラリアやアメリカがTOEFLが多いイメージです。そのためこの点は事前に行きたい大学から逆算することをお勧めします。
僕の場合は、TOEFL ibtで80以上でGPAは3.0以上必要でした。
これは正直経験してみると分かりますが、相当大きな壁になります。その理由を以下に箇条書きとして軽くまとめたいと思います。
■壁が大きい理由
・お金を稼ぐのと勉強の両立が難しい
・特に英語の証明のテストの難易度が異常
・大学の成績のため授業なども必須
この二つ目にほとんどリソースが持っていかれると思った方がいいです。そのため、その勉強方法を効率的にしてその他もより効率的にする必要があります。
最後にそれらの壁をどう乗り越えたかを僕の体験記でお伝えします。
3.三つの交換留学の課題を攻略するための僕の方法
ここが最も気になる部分かと思います。今振り返るとお金を稼ぐ方法をもっと工夫できたのではないかと思いますが、英語の勉強方法はかなりよかったと今でも思います。
それではそれぞれの側面を見ていきましょう。
1.経済的側面の攻略方法
1.とにかく空いてる時間をアルバイトをいれる
2.奨学金を得る
アルバイトに関して工夫したのはもちろん時給がなるだけ高いことと、プライベートも大切にしたかったので週1でシフトを出せるところに絞りました。
正直もっとやり方はあったと今は思うので、具体的なアルバイトの見つけ方など約5つ以上は学生のうちに経験したのでまた記事にしたいと思います。
より重要なのは後者です。こちらは留学が決まった人向けに政府が出しているもので、GPAが高ければ結構の確率で通るものでした。要件としては留学に必要なものと同じだったのでただ応募するだけでしたが、これが留学以上に大きなGPAを得るモチベーションになりました。
2.学業的側面の攻略方法
1.授業はなるだけ出席のないもので興味あるもの
2.英語はフィリピン留学でイロハを学ぶ
最初のことですが、もちろん授業で学ぶことが目的なのであってGPAのためといって学ぶことは本質ではありません。ただ、ゴールを達成するには多少の設計が必要になります。
例えば自分が得意でも良い評価の取りにくい科目を選んでは、ゴールに対しては相反しています。多くの人は全てを得ようとしますが、僕は留学のゴールと興味をうまく混ぜ合わせました。
出席がないようにするのは、その間に仕事をしたり友人からノートを頼むなどが出来るからです。そして不明な点は自分で少し時間をとって教科書で復習すればなんとかなります。ただ授業によっては、そこでしか得られない類もあるのでそこは要注意です。GPAと成績だけが全てでないことは是非知っておいてください。
そして二つ目のフィリピン留学ですが、これが僕のTOEFLのスコアを上げることに大いに役立ちました。おそらく、フィリピンに行っていなければ4年で卒業できていなかったように思います。
詳しくは以下の記事にまとめているので是非参考にしてください。
以上のように交換留学は簡単にはいきません。そこには緻密な計画と効率化など沢山求められます、みなさんがお金には余裕があるなどだと抱える問題は減るので、より勉学に集中出来るだろうと思います。
結論から言うと僕の交換留学の体験は一生のものです。社会人になるとまとまって時間が取れなくなったりするので、本当にお勧めしたいです。英語のスキルだけでなく、多くの出会いや経験に恵まれることだと思います。
というわけで以上です。
少し体験ベースの持論が多いのでその点取捨選択をお願いします。
何かあれば是非ご相談ください。