• 目次
  • 1.誰を投資家にすべきかの判断基準
  • 2.起業するのに必要な三つの素養と考え方

投資家との相性チェック。そして起業の冒険へ。

1. 誰を投資家にすべきか

こちらは本の内容を鵜呑みして説明します、主に4つ確認すれば良いとのことです。

  • ■投資家の選択の4つの判断基準
  • 1.基本事項を確認する
  • 2.求める付加価値・役割を明確にする
  • 3.相性チェック
  • 4.レファレンスを取る

それではざっくりと説明していきます。

予め言っておくと、こちらは「どう人を採用するか」の以下の記事とかなり類似しているかと思うので、是非参考にしてみてください。要は、関係者としての立ち位置が異なるので雇う雇われる関係性が良い密になっている方が良いという内容になっています。

▼仲間の見つけ方(チーム)

この基本事項というのは、投資家が求める最低基準のようなものです。

結婚の相手の条件みたいな例で言うなら、最低収入はこのくらいでタバコは吸わなくて趣味は本で同じでとかそういった最低限相手が何を求めていて何が出来るのかを知ることになります。

具体的には以下のようなものになります。

・どのくらいの予算(投資額)が出せるのか
・投資回収期間はどのくらいなのか
・付帯条件はどうなっているのか(IPOなのか, M&Aなのか)
・ポートフォリオ企業はどうなっているのか

例えば1億円必要なのに1,000万しか出せないとかだと、有難いのですが遠いですよね。あとはマネタイズ(お金を得ること)や利益が生まれるまでに結構時間がかかる推定のビジネスモデルだと、短期間で回収しろと言われれば厳しいですよね。

あとはバイアウト(企業を売却する)など求めていてキャピタルゲイン(投資収益)しか見ていない人だったりすると、志半ばに終わってしまうことになるかもしれないのでそれも注意が必要です。

それに、自分の参入しようとしている分野での企業への投資実績があると、人材だったりノウハウもかなり蓄積されているはずなのでそういったポートフォリオを見るのも重要だそうです。

要は、「最低限のズレを早い段階で潰しておく」ことが重要です。

2. 起業するのに必要な三つの素養と考え方

ここまであらゆるジャンルを見てきました。
とてもボリュームがあったので、再度箇条書きでまとめたいと思います。

  • ■Startup本の参照まとめ
  • ・ビジネスプラン
  • ・人材
  • ・トラクション(仮説検証)
  • ・マーケティングと事業プラン
  • ・資金調達
  • ・起業マインド

少し話は逸れますが、

まるで漫画のワンピースの世界観です。海賊王になるために船を設けて、自分たちの夢を追ってあらゆる分野に精通した仲間と進んでいくワクワク感。

やはりDeNAの社長の南場さんが仰るように、「コトに目を向ける重要性」をとても感じます。つまり出来るかとか先行きが不透明なものに対して、どれだけ自分たちのコト(自分たちが集中する対象)を持てるか。

僕も将来的にもう少し余裕を持って集中していきたいと考えています。

そして最後に起業家の方々に向けた重要な心構えを本から引用します。

  • ■起業するのに必要な3つの素養
  • 1.高い目標を持つ
  • 2.得意なことをする
  • 3.諦めない

初め見たときに、「凄く抽象的で曖昧だな」と思いましたが本質は余白が多くて色々詰まっているものかと思うので少し自分の考えを述べたいと思います。

「高い目標を持つ」
より社会とか課題とかに向いていて、自分を超えたより大きなものを目指すコトに対する潜在的な力のようなものを感じます。

例えば何かを同じことをするのにも誰かのためにするというのは大きな力になると思っています。食事も自分のために作るというより、誰からのためにというのは力になりますよね。そんなイメージです。

「得意なことをする」
純粋にその方が結果が出て無意識の力で楽しめるからだと思います。得意だけに絞る必要はないと思いますが、確かに得意と楽しいは結構高い相関関係にある気がします。ひいては、それは長期的な起業という冒険を継続する大きな力になると思います。

「諦めない」
これは説明するまでもありません。笑
しっかりと狙いを定め覚悟を決めたら進み続ける。

ここにきても恋愛の喩えで申し訳ないですが、色々な人と出会っていく過程で自分の趣味嗜好をしり、それでもって覚悟を決めた女性を愛し続けるのと似ています。

「継続」はそもそも人間かなり難しいものだと思っていまして、かなり「楽しい」だったりの無意識の力のようなものも必要だと思っています。

なかなか長い冒険にお付き合い頂き有難うございました。これから勇敢な冒険に出られる方のほんの少しの役に立っていれば嬉しい限りです。

何かご相談があればTwitterなどでDM等頂ければと思います。

というわけで以上です。
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