2020-07-14T00:00+09:00
- 目次
- 1.「仮説検証」が重要なわけ
- 2.「仮説検証」で意識する三つのこと
- 3.「仮説検証」だけが全てではない
仮説検証を使いこなす方法
1. 「仮説検証」が重要なわけ
結論から言うとこの教訓はビジネスの場面だけでなく、恋愛を含めた自身の人生としての成長にも繋がることだと確信しています。
以前の記事では、
・アイデアの見つけ方
・仲間の見つけ方
などの話をしました。
そして遂に今回は「仮説検証」についてになります。僕はこれ自体がすごく重要なことだと思っています。有名な格言ですが、「美人と付き合えるのは美人の横に座ろうとした奴だけ」が真理です。
世の中で情報が溢れ誰でもアクセスが出来ます。そのため既に多くの人の脳内には、沢山の素敵なアイデアが詰まっているような状態です。
しかし、「何が成功と失敗を分けるのか?」
それは「行動」という意味での仮説検証です。
皆さんはどうでしょうか?正直、僕は行動力はあると思っていて検証は得意だと思っていますが、検証と言えるほどの仮説(イシュー)の設定に課題感を感じています。
ここで重要なことは、「仮説」ありきの「検証」です。戦略とアクションみたいなイメージです。
<デートの例>
もし仮にあなたが意中の人をデートに誘うとして、「とりあえずランチはイタリアンでしょ」と決めつけて行動するのは「仮説」を飛ばして行動する例です。
一方で、「彼女はパスタが好きって前言ってたから、ランチはイタリアンにすると喜んでくれ僕のことを好きになってくれるかも」と仮定して約束して結果を得るのは「仮説」ありきの「検証」です。
そして不幸にも結果が芳しくなかった時は、「パスタで愛は得られない」という結果を得ることに繋がったり、より具体的に「彼女はミートトマト系のパスタと赤ワインが好き」まで仮説の解像度を高めることになる繋がるかもしれません。
そしたら次のアクションは「それ食べに行こうね」というだけです。それがダメなら、他に理由があることを冷静に自分と対話するしかありません(乙)
とにかく、何より恐ろしいのが「仮説(プラン)」を考え過ぎて、デートに誘えず何の成果も得られないことです。行動していない人は「ミートパスタが好きな彼女を知りません」その時点で負けています。
つまり失敗して上記の学びがある人と、脳内のプランだけの人では言うまでもなく前者の方が頼れますよね。
これが「検証」自体の持つ価値です。
そして仮説を持った上で「検証」する重要性は、そこに反省して次に繋げる改善点を得ることです。ただ闇雲に行動だけしても、「何が駄目だったか」という黄金を得られないのでバランスが重要です。
今回はイタリアンで仮説を決め打ちしていなかったら、何も分からなかったことでしょう。
上記をまとめて以下を是非意識してください。
- ■仮説検証のススメ
- ・しっかりと仮説(プラン)を持つこと
- ・とにかく考え過ぎず検証(行動)をすること
- ・それらを振り返り次に活かすこと
2. 「仮説検証」で意識する三つのこと
上記でなんとなく「仮説検証」の重要性と罠は理解できたと思います。おそらく次に知りたいのは、「仮説検証の効率的な方法」ではないでしょうか?
ここではそれをビジネスの成功者から抽象化したものをまとめます。
- ■成功してる人の三つの「仮説検証」方法
- ①とにかくバッドをふる
- ②最小単位で検証すること
- ③他の方法で検証できないかを検討する
ここでは、【量×効率性の重要性】が物語られています。魅力的な人って結局そうじゃないでしょうか?めっちゃ行動力もあって野生的だけど、しっかり考えられていてインテリジェントな人。
それでは順に説明していきましょう。
①とにかくバッドをふる
これは簡単ですね。「とにかく行動をしまくれ」ということです。つまり、あらゆる検証を絶えず行い続けることが成功の近道であると言われています。
たまに「理想の人がいない・・」という悩みを聞くことがありますが、僕も言えないのですが大抵聞いているとアプローチした数が少ないように感じます。
それなのに「理想論」語ってても、まあ難しいですよね笑
「こういう人が好き」と考えた上でデートしてもらってあとは二人次第です。
②最小単位で検証すること
これは僕も意識が必要な部分で、要は大きな検証をしないようにすることです。いきなり大きな仮説を検証しようとせず、それらを小さく分解していって検証した方がいいです。
これはリスクを未然に防ぐための大事な作業です。
それをビジネスの観点に置き換えると、よくMVP(Minimum Value Product)で検証せよと言われます。いきなり、「これは大成功するぞ」と勘違いして3年ぐらいかけて完璧なものを作って、実際にそれが使われたり売れるかを見るより、最低限のものを作ってみて結果を見る方がいいですよね。
その理由は当然のことながら、時間と費用などコストがとにかくかかるからです。成功者は、必要最低限で世に出してみて良さそうだと判断したら一気にアクセルを踏みます。
最初からアクセルをずっと踏んでしまうと、コストという意味でガソリンがなくなるので要注意です。
これはプログラミングをしたことがある人なら尚更分かるはずです。一気に直すより、小さく一個ずつバグをみていく。そうしないと何処がバグだったかを判断できなくなります。
<デートの例>
それではデートの例で一息つきましょう。
「いきなり旅行はどんなところが好きだろうか」なんて想像を膨らませ下調べをするより、まずはランチとかで小さくその人のことを知った方がいいですよね。
そのような大きな想像は実際にランチに行くと簡単に折れたりします。「あれ自分の思っていた人と違った」となり自分にとっても相手にとっても良くないです。それはお互いの為ではないので、まずは小さくお互いの距離を詰めてから大きくいく。
その順序が黄金律です。あーなんとやらしい。
③他の方法で検証できないかを検討する
この発想は、正直僕にはなく三つの中で最も参考にしたいと思った一つです。皆さんはどこに課題感があるかを実際に仮説検証を通じて自分を知り重点的に意識をしてみてください。
そこでも重要なことは偏り過ぎないこと。
僕みたいなとにかく「行動!」みたいなタイプは時に疲弊を招く恐れがあるからです。
それでは説明します。
この作業は、何か仮説があった時に検証を自らするのではなく他の人がやっていないかを探ったり、他の方法がないかを検討することになります。
<デートの例>
それでは再度デートの例タイムに入ります。
先ほどのパスタの話で言うと「彼女はランチでイタリアンだと喜ぶこと間違いなし」と仮説を持ち、実際にデートに誘うのが先ほどの例でした。
しかしここでは別の方法を模索します。例えば、「彼女の親しい友人に代わりに聞いてもらう」などが例にあがります。これが効果的な理由は、自分がメッセージなどで聞いても本音は引き出せないことにあります。そのため、自分があえて検証するのではなく友人にしてもらうのがここで重要なことです。
何が大事かと言うと、「他に方法はないか」「すでに証明されていないか」を模索することです。
このパスタの例でいうと、「本音を引き出す」「自分の検証の無駄を省く」の二点です。
恋愛をこうして分析すると興醒めですね。予め誠にお詫び申し上げます。
3. 「仮説検証」だけが全てではない
さて色々な例を見てきましたね。デートどうでしたか?
僕だったら、「こんなこと考えてる人とデートしたくない」って思っちゃいます。笑
そうなんです!
僕がここで恋愛を持ってきたのは、「仮説検証」が完璧でも無理なものは無理なことがあり、その理由は変数が無数にあったり解決しきれない変数があったりする為です。
つまり原因が複雑すぎて意味不明という状態です。
そこには同時に「応援される人柄」だったり、「人間性」だったり、「意志」なども含まれると思います。だって、一回デート誘って断れる(検証)だけで諦めるって厳しく言うとやっぱイマイチですよね。
そういった、「彼女に狙いを定めてら一直線だ」みたいな泥臭さも重要であることがわかります。ただそれが過度にいくとストーカーとかになるので、あくまで相手にプラスになるように。
以上で一旦終了です。
皆さんなんとなく見えてきたでしょうか。こんなこと言ったら結局何が言いたいんだと怒られそうですが、「バランス力」はとにかく大事です。
「バランス力」を兼ね揃えてあと熱量加えれたら、あなたは英雄に近いです。
あのホストの帝王のローランドさんも、名言だけでなく実際に結果残しています。それは部下への指導だったり、身嗜みだったり、マナーだったり、ポリシーだったり様々な大切な変数を複雑にバランス良く体得されているからです。
基礎を知った上での応用
だからこそ「ローランドさんは許され愛される」のだと思います。
そんなわけで、「バランスが重要」とは言いましたが、どんなことにつけても「仮説検証」は意識してみてください。その上で三つの方法も頭にあると自身の成長がより評価しやすくなるかと思います。
そして恋愛はもっと仕事より変数が多いのかもしれないですね。(仮説)
ぜひ検証の旅に一緒に出ていきましょう!
何かご相談があればTwitterなどでDM等頂ければと思います。
というわけで以上です。
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