2020-06-18T00:00+09:00
Readingに強い日本人という神話
前回記事の続きです!
超ざっくり要約すると、英語学習において、文法・Readingを怠ったまま英会話という大海原へと飛び込むと、一瞬で沈む恐れがあるということを下記の図を用いて解説しました。
思った人もいるかもしれませんが、
日本人は英語力、実はめっちゃポテンシャルあるくないですか!?
なぜなら、日本の英語教育は、文法・読解主義だからです。
あとは、WritingとListeningの練習を積めば、
簡単にSpeakingができるようになるはずですよね。
でも、何で英語話すのってこんな難しいんや...
Reading学習の決定的な問題点
だから、近年の小学校の英語コミュニケーション導入はいい動きだと思います。
ただ、スピーキングとライティングの英語コミュニケーションをカリキュラムとして追加しただけでは十分じゃないです。
確かに、Readingに比重を置いているという点では、素晴らしいですが、日本の英語教育がReading領域で見落としているポイントは以下2つです。
- ①後ろから訳すという文化
- ②読む文章量が圧倒的に少ない
①後ろから訳すという文化
皆さんも経験あるかと思うのですが、
僕は中学の時、やたらと文を線で区切って後ろから訳すという英語教育をに受けました。
結果、全く英語が聞けるようにも、
話せるようにもなりませんでした。
これは、完全に試験のための勉強でした。
とはいえ、海外旅行して、生の英語を聞いたら分かるのですが、
いちいち後ろから訳していたら、リスニングなんてできません。
後ろから訳すことで、英語処理速度が落ちるので、聞けないし、話せないという結果になってしまいます。
だから、英語は 前から理解 できるようになりましょう!
②読む量が圧倒的に少ない
僕らが、学校の英語の授業で勉強するのは、
教科書の英文と、テストや演習問題の読解程度です。
前から理解する英語回路を完成させるには圧倒的に少ないです。
前から理解できる回路ができたら、
何度もその回路を活性化させるという反復練習です。
地味ですが、ここをブレークスルーすれば、
英語が聞けるようになる ので勉強がとても楽しくなります。
少しでも楽しめるように、自分が興味のある分野や、
好きなことに関しての英文を読み漁るのがお勧めです。
まとめ
今回は、Readingが大事だということは分かったが、
なんで日本人は英語が話せないのかということについて解説しました。
Readingで大事なのは、①前から理解することと、②文章量です。
文章量に関しては、気合や習慣化で克服できますが、
前から理解するということは、音読がソリューションです。
今度は、最強の勉強法 音読 について解説します!
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