2020-07-12T00:00+09:00
ARP(Address Resolurion Protocol)とは?【WEBの基礎を学ぶ】
Programing
RintaroTawara
アドレス解決のためのプロトコルであるARP。IPアドレスを手がかりにMACアドレスを知りたいときに利用されます。
ARPはアドレス解決のためのプロトコルです。
IPアドレスを手がかりにMACアドレスを知りたいときに利用されます。
IPv4のみで使用され、IPv6では近隣探索メッセージが利用されます。
ARPには2種類のパケットがあります。
この二種類のパケットを使用し、MACアドレスを知ることになります。
ホストAのMACアドレスを知りたいホストBは、ARP要求パケットをブロードキャストします。
ブロードキャストとは
・特定の相手を指定せず、同じネットワーク内のすべての機器に向けて一斉にデータなどを送信すること
ARP要求パケットにはホストBのIPアドレスが入っており、
要求パケットを受け取ったホストBはARP応答パケットを返送し、
自分のMACアドレスをホストAに知らせます。
を決定するために使用されます。
使用の目的が異なるため、MACアドレスとIPアドレスは共に必要になります。
例えば、ホストAからホストBにデータを送信するときのことを考えます。
ホストAからホストBへデータを送信するためにはいくつかルーターを経由する必要があります。
IPアドレスのみの情報しか知らなかった場合、どのルーターを経由してホストBにデータを届ければいいのかわからず、
逆にMACアドレスのみの情報しか知らなかった場合、別のリンクに接続されたホストBにデータは届きません。
このようにデータを送信するためにはMACアドレスとIPアドレスという2つのアドレスが必要になります。
そして、この2つのアドレスを結びつけることは、
ARPというプロトコルが間に入ることによって、可能になります。
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マスタリングTCP/IP入門編第5版