【英語勉強始める前に必見】己を知り近道する術(上)

英語学習のよくある間違いと心得

「やるぞ!私ならできる!」と意気込んでとにかく我武者羅に行動をうつす人がいます。
それはとても良いこと、ボクもどっちかというとそういうタイプでそういう人好きです。

そんな難しく考えても仕方ないという考えだったのですが、行動に移す前にどこに重点的に取り組むかといった優先度をつけることの重要性を知ってから大きく効率が変化しました。

正直それをしないのはかなり燃費が悪くて、無駄でもったいないです。

  • この記事を読むことでその無駄な作業を未然になくしたいと思っています。

騙されたと思って読んでみてください。

それは地図でゴールを見つけて現在地から最短のルートを知っておくことに似ていて、ただ闇雲にゴールを目指すのとは訳が違います。
(※ただゴールを見据えた上での我武者羅な行動はとても価値があります。)

「粘って粘って粘ってゴールが定まれば、思いっきりアクセルを踏み込む。」

そのため、なんとなく「英語やってやるぜ!」って人は一旦冷静になって思考してみて下さい。それは結果的に、学習の継続や成長に大きく貢献することだろうと思います。

「じゃあ何が必要なんだ!!」それを早く教えろって話ですよね。

それは自分の段階に応じてアプローチの方法を変えるということです。

  • 自分がどうなりたいかのゴールを知った上でどこに課題があるかを明確にして、最短距離でその実現に向けて走ることになります。

例えば、ボクはよくこういう質問を沢山受けます。

「英語ってどう勉強したらいいですか?」

その時に、ボクとしては無駄がないようにその人の目指している先と現在地を知ろうと試みます。
例えばこんなことになったら凄く無駄ですよね、

・単語とか文法を知らない人に「発音」を勉強しよう
・小学生にまずは「難しい単語」を勉強しよう
・もう単語をできる人にもっと「単語」しよう

これらのように的外れなことを言わないように事前に問いかけます。それを自分でしてもらう。それがこの記事の主旨です。

自分の現在地を把握する

マイルストーン

このマップです。まずはマクロに広く捉えてみましょう。

意外にとても重要です。その理由はそれによって何処から変えるべきかシステマチックに捉えられるからです。

まだ「やりたい」って気持ちになっていない人に何かやれって言っても厳しいですよね。

例えば「野球やりたい」って思ってない子に、無理やり野球をやらしても長期的によくないですよね。

それだったら、まず「イチローみたいになりたい」とかそういったワクワクから始めた方がいい。ボクがパパになったら子どもとまず試合観戦に連れてって一緒に楽しんで、それから実際に始めたいと自分から言って欲しい。

それが主体的に何かに取り組むという最初のステップ
そういった初歩的なところ変えていくのが小さくも侮れない大きな一歩になるかと思います。

これを読んでくださる方々は、英語が苦手だけど少なからず勉強をしたいと思っていると信じています。だって英語どうでもいいよって人はそもそもここまで読まないと思うので。笑

その「have to」的なものを「want to」に変えられると大きな前進になるかと思います。

  • 広い視点で今の自分はどんな状態か客観的に知ること。

step0:英語学習は「楽しい」と気持ちを整える

では実際に診断してみましょう。

自分がこれを問われていると思って、あまり考えすぎずに直感で答えてください。
ここで大事なのは、はっきりとyes/noに分けることです。

それではまず大前提の問いから入ります。

「英語の学習はワクワクしますか?」 Yes or No 

Yesの方へ

いいですね!その方々はこのステップは読み飛ばしてもいいかと思います。
しかし、その動機をぜひ自身で探ってみてください。

それは何かの夢のための手段なのか、学習自体の楽しみなのか、はたまたなんとなくなのか。
その動機の大きさが今後大きく自分をサポートしてくれると思います。

その後の具体的な学習方法は別記事でまとめますね。次はstep1に進んでみてください。

Noの方へ

いいですね!なぜなら楽しいと思えていないのに勉強しようと思えているのは強さの証拠だからです。

ボクも勉強したての時はそうでした。

受験というものがあって「まあやればええんやろ。」って感じで、嫌々ながらも何とか伸ばさないといけない自分がいたので、皆さんがどういった状況か分からないですが根本の気持ちはわかります。

とにかくまずはこれですね。変えられるとめっちゃお得です。
何がそんなに良いかというと、色んな面で良い影響が出てきます。

  • ・勉強をするモチベーションが維持できる
  • ・結果が出なくても耐えられるようになる
  • ・無駄のない近道をして英語を使えるようになる

さあ、それではさらにそんな方に質問をしますよ。
ぜひ頭の中で、即答してみてください。

「あなたは、そもそも何故英語を学びたいんですか?」

どうでしょうか?
そしたら連続で質問しますね。上記の答えを明確に脳内に描いてください。

その答えのことを浮かべてそれに伴う感情はどんな感じですか?

その感情がハッピーなものになれば最初の試練はクリアにかなり近いはずです。

つまり、漠然と「英語ができたらいいや」から「英語ができるようになった自分はこんなことができる。」と自分の先のイメージを強くしてくださいね。

はいstep0が終了。
そしてこれが答えられれば、もれなくstep1もほぼクリアしたことになります。

最後までお疲れ様でした。

  • 英語を勉強する前にその動機にハッピーな感情をもつこと。

この試練を超えた人は具体的に、次の試練に向かってください。
その楽しいの先を具体的に、噛み砕きましょう。

そうすれば以下のようになります。

  • ・何から始めたらいいか分かるようになる
  • ・ゴールを見失わなくなる
  • ・教材とか学ぶべきものを自分で選べるようになる
  • ・することが多い中で、優先順位を付けられるようになる

効率がいい人は行動よりも戦略を大切にします。英語以外にも簿記とかプログラミングとかにも応用してみてください。

というわけで以上です。
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