戦略の型とは?

広告会社2年目のGakiです。

今回もなかなか仰々しいタイトルなのですが、、
プランナー局で学んだ戦略の型というフレームワークを紹介します。

戦略の型は、ざっくりというと、

  • 現在・理想の状態を明確化し、課題を設定することで、
  • 最終的なアウトプットを導き出すための考え方

です。

主に、企画に取り掛かる際に使いますが、
目の前のことを説明するのにも使えます。

例えば、CMなど見ていても、なぜこういうアウトプットになっているのか
このフレームワークを使って大まかに説明することもできます。

広告だけにとどまらず、世に溢れる企画や施策など、
なぜそのアウトプットになったのかざっくり理解できるようになります!

つまり、万能フレームワーク です。

なので、広告業界志望に関わらず、
俯瞰して物事を見るのに必要な価値ある考え方だと思います。

戦略の型を解説

戦略の型
戦略の型

これが、フレームワークです。

目的、背景情報、現在、未来など、いっぱい空欄がありますが、
これをどんどん埋めれるところから埋めていきます。

一個一個、見ていきましょい。

目的

ここは、なんのためにアウトプットを出すのかという目的を書きます。

広告プランニングをする場合、

  • 商品認知率30%UP
  • 売上を20%UP
  • 純粋想起に入るようになる

とかが入りますね。

背景

課題設定に使えそうな情報をとにかく入れて行きます。

若者に人気。SNSでバズったことがある。社長が激推し。
市場の見込みが高い。辛いものと食べられている。

と、適当につらつら書きましたが、何でもオッケーです(笑)

現在(問題)

現在どういう状態なのかをここでは書きます。
未来の理想の状態があるので、好ましくない状態であることが多いです。

未来(ありたき姿)

ここでは、理想の状態を埋めていきます。

時間軸は長期でも短期でも、案件によるのですが、

目的を達成している状態とはどういう状態か

という、目的と結びつく状態だといいという解釈です!

場合によって、目的よりも、イメージしやすいので、
こちらを先に書いてもいいかもしれません。

課題設定

ここでは、問題と理想の間を埋めることを書きます。

ここで混乱しやすいのが、問題と課題の曖昧さです。

問題と課題は違います。

  • 問題と課題の違い
  • 問題=解決すべき状態
  • 課題=問題を解決するためにやるべきこと(方向性)

例えば、

問題が「憧れの女子と話したことない」で、
理想を「気軽によく喋る関係になる」こととする場合、

課題設定は「共通点できっかけをつかむ」と考えることができます。

全く広告関係ないですが...

施策

施策は、課題を達成するための行動と考えてもいいですね!

さっきの憧れ女子と「共通点できっかけをつかむ」という課題だと、

  • 「SNSをチェックする」
  • 「自分もその子の趣味を習得する」
  • 「友達にアプローチする」

みたいな施策が考えられます。
なんか急に、めっちゃ乙女っぽい記事になりました。

補足① 順番について

大事なことなのですが、
埋める順番とかは、関係ないです。

背景情報から、まじめに下に埋めいく必要もなく、
実際どこから考え始めてもいいんです。

例えば、施策アイデアから初めて問題ありません。
それが、今の課題解決に繋がっていなければよくない施策だと気づくことができます!

補足② デメリット

便利なフレームではあるのですが、デメリットもあります。

大まかに しか把握できないというデメリットはありますね。
万能なだけに、具体的に分析とかには適してないです。

まとめ

現状を把握し、課題を設定してから、
それに紐づくアイデアを導き出すために使うフレームワークでした。

施策を考えるのに使うもよし、
誰かに自分の考えを説明するのに使うもよし、
今起こっていることの分析に使うのもよし。

まさに万能フレームワークでした。

今回は、考え方だけを説明する形になってしまったので、
今度は、具体例を用いて説明します!

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