逆too to構文

  • He is too fat to run fast.

いきなりですが、上の文章の意味は分かりますか?

「彼は太りすぎていて早く走ることができない」
という意味です。

これは Too to構文 という「~過ぎて~できない」
と言いたいときに使われる構文で、高校の授業で教わります。

このToo to構文に、
更に発展形があったというのはご存知でしょうか?

その名も、逆Too to構文 です。

映画を観ていても、ネイティブがよく使っている表現で、
TOEICのハードル高めの問題としても出題されます。

TOEIC900点を目指すなら必修です!

どんな使い方をするのか、見て行きましょう。

使い方

例文

  • He is too fat not to walk instead of running

この文章では、Too to構文が使われているのですが、
なんかいつもと違うことに気づきます。

walk の前がnot toになっています。

これが、逆Too to構文です。

直訳すると 「~過ぎて~せざるを得ない」 という感じになります。

なので上の文章は、
「彼は太り過ぎているので、走る代わりに歩かざるを得ない」
という意味になります。

では、下の文章はどうでしょう。

例文2

  • The president was too wise not to amend the economic disparity.

wise = (形)賢明な
economic disparity = (名)経済格差

この文章は、
「大統領は非常に賢明だったので、経済格差を是正しない手はなかった」
というような意味になります

直訳すると「~過ぎて~せざるを得ない」ですが、
ネイティブは 「非常に~なので~する」 という感じで使います。

なので、そういう意味では、so that構文、so as to構文やenouugh to構文と非常に似ています。

so as to構文について詳しく

so that構文について詳しく

まとめ

今日は、逆Too to構文について解説しました!

意味は、「~過ぎて~せざるを得ない」 ですが、
「非常に~なので~する」 という意味でも使用可能です!

なので、enough to構文やso that構文を使い過ぎたときに
使えるので、バリエーションとして覚えておくと便利です。

今日はここまでで!

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